ドリーム・アーツ 2Q増収、通期連結業績予想の上方修正を発表

2024年8月19日 09:31

印刷

記事提供元:フィスコ

*09:31JST ドリーム・アーツ---2Q増収、通期連結業績予想の上方修正を発表
ドリーム・アーツ<4811>は14日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.7%増の24.15億円、営業利益が同2.4%減の3.61億円、経常利益が同2.7%減の3.57億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同3.0%減の2.50億円となった。

クラウド事業の売上高は前年同期比25.6%増の18.53億円、セグメント利益は同50.9%増の7.00億円となった。ホリゾンタルSaaSの売上高は同33.8%増の13.74億円となった。また、当中間会計期間末時点のMRR(月額利用料)は2.44億円、契約企業数は155社となった。バーティカルSaaSの売上高は同8.1%増の3.89億円となった。また、当中間会計期間末時点のMRR(月額利用料)は0.64億円、契約企業数は163社となった。DCR(DX Custom Resolution)の売上高は同1.4%増の0.89億円となった。また、当中間会計期間末時点のMRR(月額利用料)は0.14億円、契約企業数は3社となった。

オンプレミス事業の売上高は同9.0%減の2.96億円、セグメント利益は同20.0%減の1.26億円となった。当中間会計期間においては、一部の顧客から社員の増加に伴う追加ライセンスを受注したものの前年同期の水準には届かず、また、SaaSへの移行などに伴いソフトウェアメンテナンスの解約が進行した。

プロフェッショナルサービス事業の売上高は同33.8%減の2.65億円、セグメント損失は0.10億円(前年同期は0.99億円の利益)となった。当中間会計期間においては、「SmartDB(R)」にかかる導入支援プロジェクトのほか、DCRの機能拡張開発や既存顧客向けプラグインソフトウェアの改修などを受注したが、前年同期に進行していた大型プロジェクトの反動減が大きく響く結果となった。

2024年12月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比13.7%増(前回予想比5.2%増)の50.50億円、営業利益が同32.1%増(同31.5%増)の7.62億円、経常利益が同34.6%増(同31.0%増)の7.58億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.4%増(同31.8%増)の5.27億円としている。《SO》

関連記事