「NU茶屋町」がリニューアル、「アニメイト梅田」など登場へ

2024年8月9日 09:00

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リニューアルを始めたNU茶屋町(阪急阪神不動産など発表資料より)

リニューアルを始めたNU茶屋町(阪急阪神不動産など発表資料より)[写真拡大]

 阪急阪神不動産と阪急阪神ビルマネジメントは、大阪梅田地区の茶屋町でランドマークになっているファッションビル「NU(ヌー)茶屋町」(北区茶屋町)のリニューアルを始めた。既に飲食店が新規出店したほか、近くで営業していたアニメ・コミック・ゲームの専門店「アニメイト梅田」が移転してくるなど、2025年秋までの間に多数の店舗をリニューアルする。

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 今回のリニューアルは、NU茶屋町がある通称・阪急村一帯に訪日外国人観光客が急増するなど、商業施設を取り巻く環境が大きく変化したのに対応するのが狙い。施設のコンセプトを「“好き”をとことん追求・楽しめる施設」に改め、新コンセプトにふさわしい施設を集める。

 既に新規オープンしたのは、NU茶屋町9階へ7月に新規出店した飲食の「アレグリア」。NU茶屋町では、近くの梅田センタービルで営業しているアニメイト梅田が11月、3階の一部区画に第1期オープンし、2025年春に3階全フロアを占めて第2期オープンするのをはじめ、1階でアパレルの「マーコート」、生花の「ボワドゥギエ」、古着の「ビッグタイム」が2024年秋ごろ、4階でレコードの「タワーヴァイナル」が2025年2月ごろにリニューアルオープンすることが決まった。

 向かいのNU茶屋町プラスでは2024年秋ごろ、1階にアパレルの「エリコ・ヤマグチ」の新規出店が決まっている。それ以外の店舗も2025年秋までに段階的にオープンする予定。

 NU茶屋町は2005年にオープンしたファッションビル。地下1階、地上9階建て延べ約1万2,000平方メートルのNU茶屋町と、2011年に開業した3階建て延べ約3,000平方メートルのNU茶屋町プラスで構成され、すだれのような印象的な格子の装飾で地域のランドマークになっている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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