シード 1Qは増収、主力のコンタクトレンズ・ケア用品が増収を果たす

2024年8月7日 13:44

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記事提供元:フィスコ

*13:44JST シード---1Qは増収、主力のコンタクトレンズ・ケア用品が増収を果たす
シード<7743>は6日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.1%増の82.77億円、営業利益が同36.9%減の4.10億円、経常利益が同28.4%減の5.07億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同15.8%減の3.59億円となった。

コンタクトレンズ・ケア用品について、売上高は82.47億円(前年同期比4.1%増)、営業利益7.45億円(同19.5%減)となった。「シード1dayPureシリーズ」は、需要は増大しているものの、2024年3月期第2四半期に発生した国内外向け乱視用と遠近両用における納期遅延継続の影響があり前年同期比1.3%増加となった。就寝時に装用し日中裸眼で視力矯正効果が得られるオルソケラトロジーレンズは、前年同期比24.8%と大きく伸長した。サークル・カラーコンタクトレンズは、販売チャネルの多様化と競合商品の増加の影響もあり、前年同期比3.8%減となった。ケア用品は、オルソケラトロジーレンズ関連のケア用品は増加したため、前年同期比2.6%増となった。海外へのコンタクトレンズ輸出等は、海外向製品生産の回復が先行して進んでいることもあり、アジア・欧州共に回復傾向が見られ前年同期比31.0%増となった。その他について、売上高は0.30億円(同0.9%減)、営業損失は0.02億円(前年同期は0.02百億円の損失)となった。

2025年3月期通期については、売上高が前期比11.1%増の360.00億円、営業利益が同7.3%増の22.00億円、経常利益が同2.0%増の21.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.7%減の14.00億円とする期初計画を据え置いている。《SO》

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