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【株式市場】日経平均は975円安と大幅反落だが後場は急激な円高が一服し底堅い
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万8126円33銭(975円49銭安)、TOPIXは2703.69ポイント(90.57ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は増加して25億7173万株
8月1日(木)後場の東京株式市場は、前場の急激な円高のペースが鈍化したためキヤノン<7751>(東証プライム)やファナック<6954>(東証プライム)などが下げ止まって推移し、東京エレク<8035>(東証プライム)は中盤に小高くなって堅調に推移など、小幅だが持ち直す銘柄が散見された。13時に系列再編を発表した日本製鉄<5401>(東証プライム)も持ち直し、14時に四半期決算を発表した三菱商<8058>(東証プライム)は一時堅調相場に転換した。日経平均は約900円安の3万98200円を上値に小動きを続け、大引けまで大きな動きなく前日の575円高から大幅反落となった。
後場は、TOTO<5332>(東証プライム)が一段と強含み31日発表の四半期決算など好感。日華化学<4463>(東証スタンダード)は業績予想の増額修正や累進配当の導入など好感され大引けまで買い気配のままストップ高。三栄コーポ<8119>(東証スタンダード)も業績予想の増額、黒字転換など好感され大引けまで買い気配のままストップ高。オンコセラピーS<4564>(東証グロース)は次第高を続け、がん特異的ペプチドの臨床試験結果など材料視。上場5日目のタイミー<215A>(東証グロース)も一段と上げ昨日の上場来安値から急反発。
東証プライム市場の出来高概算は増加して25億7173万株(前引けは14億2952万株)、売買代金は6兆832億円(同3兆2998億円)。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は97(前引けは85)銘柄、値下がり銘柄数は1541(同1551)銘柄。
東証33業種別指数は全33業種が値下がり(前引けも全33業種が値下がり)し、下落率の小さい業種は、銀行、海運、空運、パルプ紙、精密機器、繊維製品、金属製品、電気機器、小売り、ガラス土石、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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