NY株式:NYダウは81ドル高、GDP好感もハイテクが重し

2024年7月26日 05:47

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記事提供元:フィスコ

*05:47JST NY株式:NYダウは81ドル高、GDP好感もハイテクが重し
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は81.20ドル高の39,935.07ドル、ナスダックは160.68ポイント安の17,181.73で取引を終了した。

リスク警戒感が根強く、寄り付き後、まちまち。しかし、4-6月期国内総生産(GDP)や消費が予想を上回る伸びとなったため景気への悲観的見解が後退し買戻しが先行、相場はプラス圏を回復した。ただ、重要インフレ指標の発表を控えた手仕舞い売りが上値を抑制、さらに、ハイテクが弱く、終盤にかけ失速しナスダックは下落に転じ、まちまちで終了。セクター別では資本財やエネルギーが上昇した一方、消費者サービスが下落した。

玩具メーカーのハズブロ(HAS)は第2四半期決算で通期調整後の利息、税、減価償却費前利益見通しを引き上げ、上昇。地銀のファースト・シチズンズ・バンクシェアーズ(FCNCA)は純金利収入見通しを引き上げたほか、35億ドル規模の自社株購入計画が好感され。上昇。ヨガアパレルのルルレモン(LULU)はアナリストの投資判断や目標株価引き下げで、下落。スーパーマーケットチェーンのクローガー(KR)は同社による同業のアルバートソン買収を巡りコロラド州検事が一時的に妨げる判決をだし、売られた。検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)は競合で人工知能(AI)開発に携わる非営利企業オープンAIがAI検索機能の「サーチGPT」を発表し、売られた。

靴メーカーのデッカーズ・アウトドア(DECK)は取引終了後に四半期決算を発表。主要ブランドのホカの売り上げが強く、2025年度の調整後1株利益見通しを引き上げ、時間外取引で買われている。


(Horiko Capital Management LLC)《ST》

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