ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ECB政策金利は据え置き予想

2024年7月13日 14:53

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記事提供元:フィスコ

*14:53JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ECB政策金利は据え置き予想
■強含み、米9月利下げの可能性高まる

今週のユーロ・ドルは強含み。米長期金利の低下や9月利下げの可能性が高まったこと、フランスの政局不安は後退したことから、 リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いは縮小。欧州中央銀行(ECB)は追加利下げを急がないとの見方も引き続きユーロ買いを促した。取引レンジ:1.0802ドル-1.0911ドル。

「底堅い値動きか、域内経済の回復期待と米インフレ鈍化で

来週のユーロ・ドルは底堅い値動きか。欧州中央銀行(ECB)は7月18日開催の理事会で政策金利の据え置きを決定する見込み。9月開催の理事会で利下げ実施を示唆した場合、ユーロ売りが強まる可能性があるが、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内2回の利下げを見込んだドル売りも予想され、ユーロは底堅い動きを保つ可能性がある。

予想レンジ:1.0750ドル-1.1000ドル

■反落、米ドル安・円高進行の影響受ける

今週のユーロ・円は反落。米長期金利の低下や9月利下げの可能性が高まったこと、フランスの政局不安は後退したことから、 リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いは縮小。ただ、この局面で米ドル売り・円買いが急拡大したことから、ユーロ・円は一時171円台半ばまで下落した。取引レンジ:171円47銭-175円43銭。

■下げ渋りか、ECB政策金利は据え置き予想

来週のユーロ・円は下げ渋りか。欧州中央銀行(ECB)は7月18日開催の理事会で追加利下げを決定する可能性は低いものの、金利先安観は消えていない。ただ、金利据え置きの場合、域内経済の回復を見込んだユーロの買戻しが強まり、対円レートは下げ渋る可能性がある。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・18日(木)欧州中央銀行理事会(政策金利は現状維持の予想)

予想レンジ:173円00銭-176円00銭《FA》

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