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食品表示、7月に全国一斉取り締まり 消費者庁
記事提供元:エコノミックニュース
消費者庁は7月1日~1か月間を食品表示夏期一斉取り締まり月間とし、食品表示の衛生・保健事項に係る取締り の強化を全国一斉に実施する。
主な監視指導事項に(1)アレルゲン、期限表示等の衛生・保健事項に関する表示 (2)保健機能食品を含めた健康食品に関する表示(3)生食用食肉、遺伝子組換え食品等に関する表示(4)道の駅や産地直売所、業務用加工食品に関する表示(5) 食品表示基準に基づく表示方法の普及・啓発を挙げている。
このうち、表示の適正化に向けては「カンピロバクター食中毒対策の推進=加熱用の鶏肉等が生食や加熱不十分で提供されることがないよう食品衛生部局と連携し、食品関連事業者等への周知啓発を図る」
また「健康食品」の広告を含む表示について「食品表示基準第9条及び第23条の表示禁止事項に特に留意の上、食品表示基準に定められた表示事項及び遵守事項が遵守されるよう、食品関連事業者等に対し適切に監視指導を行う」としている。
食品表示法に基づく自主回収をみると2023年度には1798件の届け出があり、表示内容別ではアレルゲン表示の誤記載や表示漏れ等が928件、期限表示の誤記載等が493件、保存方法の誤記載等が41件にのぼった。(編集担当:森高龍二)
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