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東証グロース市場250指数先物概況:買い一巡後は上値の重い展開
記事提供元:フィスコ
*15:50JST 東証グロース市場250指数先物概況:買い一巡後は上値の重い展開
6月12日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比4pt高の635pt。なお、高値は637pt、安値は628pt、日中取引高は4726枚。前日11日の米国市場のダウ平均は反落。連邦公開市場委員会(FOMC)や消費者物価指数(CPI)の発表を控え警戒感から売られた。商業用不動産などへの懸念に銀行セクターが重しとなり終日軟調に推移した。ナスダックはアップルの上昇が支援し終盤にかけて上げ幅を拡大、連日で過去最高値を更新した。まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt安の628ptからスタートした。ただ、朝方に買い戻しが広がりプラス圏に浮上すると、上げ幅を広げて本日高値637ptをつけた。買い一巡後は上値の重い展開となり、635ptで取引を終了した。FOMCの結果発表や米5月CPIの発表を控えて様子見ムードが強まった。また、13-14日に日銀金融政策決定会合の開催も控えており、積極的に買い進む動きは限定的だった。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルホールディングス<141A>やインテグラル<5842>などが上昇した。《TY》
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