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日経平均VIは上昇、株価の戻り鈍く警戒感広がる
記事提供元:フィスコ
*14:07JST 日経平均VIは上昇、株価の戻り鈍く警戒感広がる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.17(上昇率0.97%)の17.75と上昇している。なお、今日ここまでの高値は17.88、安値は17.56。
今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。取引開始後も日経225先物は戻りの鈍い展開となり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。ただ、日経225先物は昨日までの続落で530円下落したことから、今日の下げは健全な調整の範囲内との見方もあり、日経VIの上昇幅は概ね小幅にとどまっている。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《SK》
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