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SGホールディングスは6日ぶり反発、C&FロジHDへのTOB発表後続落だったが見直す動き
■低温物流に強い企業のグループイン効果に期待強まる
SGホールディングス<9143>(東証プライム)は6月10日の後場、1500.0円(15.0円高)まで上げた後も堅調で、小幅高だが6日ぶりの上げ相場となっている。佐川急便などの持株会社で、5月31日にC&FロジHD(C&Fロジホールディングス)<9099>(東証プライム)に対する公開買付(TOB)開始を発表。翌日から5日続落となっていたが、食品の低温物流に強いC&FロジHDのグループイン効果への期待が株価に表出してきたとみられている。TOB価格は1株5740円。TOBからの撤退を決めた丸和運輸機関などの持株会社・AZ-COM丸和HD(AZ-COM丸和ホールディングス)<9090>(東証プライム)のTOB価格は同3000円だったため割高との見方があった。
C&FロジHDは名糖運輸などの持株会社。AZ-COM丸和HDが3月にC&FロジHDの株式を1株3000円で公開買付することを発表し、C&FロジHD側は意見保留などを示していたがAZ-COM丸和HDは5月2日からTOBを開始した。5月31日になってSGホールディングスもTOBを発表し、TOB価格は1株5740円とした。AZ-COM丸和HDは6月6日、TOB価格を3000円のまま引き上げないことを決定したと発表し、実質的にこのTOBからの撤退を表明した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)
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