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コーチ・エィ:1対1のエグゼクティブ・コーチングに強みを持つ
記事提供元:フィスコ
*14:49JST コーチ・エィ:1対1のエグゼクティブ・コーチングに強みを持つ
コーチ・エィ<9339>は、国内外でコーチングによる組織開発サービスや人材開発サービスを提供する。上場企業・非上場企業の売上高割合は、上場企業が8割を超える。売上高の8割を占めるシステミック・コーチングによる組織開発ビジネスでは、「エグゼクティブ・コーチング(EC)」「経営チーム向けのDAIBE(デーブ)」「ミドル層向けのDCD」「全社員向けの3分間コーチ」の4つのコーチングサービスを国内外で提供している。国内外には約130名のコーチが在籍し、日系企業の海外拠点で多言語(英語・中国語・タイ語)対応が可能となっている。2023年11月にはAI(人工知能)コーチングの販売を開始した。
競合企業のコーチングサービスでは1対Nのサービスを提供しているケースが多いが、同社は1対1のエグゼクティブ・コーチングに強みを持っている。また、企業のトップ層がコーチングを受けて同社サービスに共感したら、DCD、DAIBEなど自社内の別サービスが売上につながる可能性がある。
24年12月期業績見通しは、売上高が前期比8.6%増の39.6億円、営業利益が同37.9%増の4億円を見込んでいる。第1四半期の売上高は前年同期比12%増の8.8億円、営業利益は同75.1%減の500万円で着地した。次の成長に向けた先行投資を実施しているため、期初計画通りの進捗となっている。コーチ人材の採用も計画24名に対して10名が既に確定、下期以降の業績貢献に向けた育成が進んでいるようだ。そのほか、AIコーチングの導入も進んでおり、全社的に安定的な売上高・営業利益の成長が期待される。《NH》
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