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【株式市場】前場の日経平均は42円安、米金利低下と円高が綱引き状態で小動き
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万8661円04銭(42円47銭安)、TOPIXは2756.02ポイント(1.21ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は少な目で6億5973万株
6月7日(金)前場の東京株式市場は、欧州中銀の約4年ぶりの利下げや米金利の低下が好感された一方、為替は円高となり、昨日上げた自動車株が全般反落し半導体関連株も東京エレク<8035>(東証プライム)などが朝方を除いて軟調など、業種・銘柄ごとに高安混在となった。レーザーテック<6920>(東証プライム)は「一部報道についての補足」で受注など開示したため9日ぶりに反発。商船三井<9104>(東証プライム)などの海運株は欧州大手の好業績を受け続伸。住友電工<5802>(東証プライム)は大型受注など好感され活況高。日経平均は105円安で始まり、午前9時半頃には43円76銭高(3万8747円27銭)と堅調。午前11時には142円66銭安(3万8560円85銭)まで下押したが前引けは42円安にとどまった。
アインHD<9627>(東証プライム)が直近の続落幅を一気に奪回し4月決算の6期ぶり最高益や投資ファンドの「書簡」など材料視。トリケミカル研究所<4369>(東証プライム)は米マイクロンの半導体日本拠点拡充方針などで出直り拡大。ジオコード<7357>(東証スタンダード)は業務提携を材料に急騰した相場の調整一巡し買い再燃と急反発。アスタリスク<6522>(東証グロース)はバーコードリーダーの採用拡大を買う相場が半値押しを経て再燃とされ再び急伸ストップ高。
東証プライム市場の出来高概算は少な目で6億5973万株、売買代金は1兆7825億円。プライム上場1647銘柄のうち、値上がり銘柄数は948銘柄、値下がり銘柄数は620銘柄。
東証33業種別指数は15業種が値上がりし、非鉄金属、海運、保険、化学、鉱業、金属製品、サービス、水産農林、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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