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【株式市場】前場の日経平均は173円安、円高、NY株安など影響するが一時331円安から回復
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万8749円25銭(173円78銭安)、TOPIXは2785.22ポイント(12.85ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億6988万株
6月4日(火)前場の東京株式市場は、米金利がISM(サプライマネジメント協会)製造業景況感指数を受けて低下したことは好感されたが、ダウは反落し為替が円高になったため様子見姿勢が強い様子となり、電気精密株や大手商社株などが総じて軟調に推移、半導体関連株もキーエンス<6861>(東証プライム)など一部を除いて軟調になった。中で、安川電機<6506>(東証プライム)は米エヌビディア製AIによるロボットなど材料視されて続伸し、ファナック<6954>(東証プライム)などもしっかり。認証不正問題の自動車株はスズキ<7269>(東証プライム)が中盤から堅調転換した。日経平均は220円安で始まり、午前10時半頃に331円24銭安(3万8591円79銭)まで下押したが、前引けは下げ幅100円台に持ち直した。
メディアスHD<3154>(東証プライム)が一時ストップ高となり6月決算予想の増額修正など好感。マースグループHD<6419>(東証プライム)は業績好調だった上新株予約権の消却が好感されて急伸。日本鋳造<5609>(東証スタンダード)は3Dプリンターによる製造費用の大幅低減が好感されストップ高。トーラス・オン・プロダクト<6696>(東証グロース)は大口受注が連日好感され3日連続ストップ高。データセクション<3905>(東証グロース)はシャープやKDDI、米スーパー・マイクロ・コンピューターとの次世代データセンター事業やバルクHDとのAI協業など材料視され2日連続ストップ高。
東証プライム市場の出来高概算は8億6988万株、売買代金は2兆1584億円。プライム上場1648銘柄のうち、値上がり銘柄数は732銘柄、値下がり銘柄数は848銘柄。
東証33業種別指数は8業種が値上がりし、サービス、その他製品、電気機器、空運、倉庫運輸、食料品、不動産、情報通信、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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