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日経VI:上昇、株価下落で警戒感広がる
記事提供元:フィスコ
*16:05JST 日経VI:上昇、株価下落で警戒感広がる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は29日、前日比+0.57(上昇率3.51%)の16.80と上昇した。なお、高値は16.82、安値は15.85。昨日の米株式市場は主要指数が高安まちまちとなり、東京市場の手掛かり材料となりにくい中、今日の東京市場はやや買いが先行し、日経225先物は小幅に上昇して始まったが、取引開始後の買い一巡後は下げに転じた。午前の時間帯は日経225先物が下値の堅い展開だったことから、日経VIは概ね昨日の水準近辺で推移した。しかし、午後は日経225先物が下げ幅を広げ、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは上昇幅を広げた。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《SK》
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