メイコーが再び上値を指向、ベトナム第2工場が今期でフルキャパ、新たな工場を建設

2024年5月23日 11:19

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■ベトナムでの繁忙ぶりに注目集まる、京写と提携

 メイコー<6787>(東証プライム)は5月23日、再び上値を指向する相場となり、取引開始後に7%高の6740円(420円高)まで上げた後も6700円台で売買され、約1週間前につけた2010年以降の高値6890円(24年5月17日)に向けて出直っている。プリント配線基板の設計製造大手で、今期・25年3月期の連結業績見通しは営業利益を37.2%増、親会社株主に帰属する当期純利益を10.5%増などとし、各利益が3期ぶりに最高を更新する見込み。先高感の強い相場となっている。

「アセアンへのサプライチェーンを期待する顧客が急増」(決算説明資料)し、「ベトナム第2工場は今期でフルキャパとなるため、今後の拡張スペースとして新たな工場を建設」(同)する計画で、ベトナム第4工場(2025年度より順次稼働)に着手している。さらに、南西にクルマで45分の距離にホアビン工場(26年度より稼働予定)も計画している。同じくプリント配線基板の大手・京写<6837>(東証スタンダード)と提携しており、ベトナムでの繁忙ぶりが注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】配当利回りで見る市場のチャンス!注目すべき銘柄の動向(2024/03/04)
【株式市場特集】敗者復活戦に挑む木材関連株と地震関連株、上昇基調に乗るチャンス(2024/02/26)
【株式市場特集】2月末の権利取りで注目される高配当利回り株ランキング!明暗分かれる業績動向とは(20234/02/19)
【株式市場特集】日経平均の最高値更新に向けて注目の3点セット銘柄を徹底分析(20234/02/13)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事