20日のNY市場はまちまち

2024年5月21日 06:44

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;39806.77;−196.82Nasdaq;16794.88;+108.91CME225;39295;+225(大証比)

[NY市場データ]

20日のNY市場はまちまち。ダウ平均は196.82ドル安の39,806.77ドル、ナスダックは108.91 ポイント高の16,794.88で取引を終了した。利下げ期待の後退で、寄り付き後、まちまち。数人の連邦準備制度理事会(FRB)高官がインフレが持続的に2%目標に達する確信がまだ持てず当面金利を維持する慎重姿勢を示したため、長期金利の上昇で上値が抑制された。ダウは節目となる4万ドル近辺からの利益確定売りに押され、下落に転じ、終盤にかけ下げ幅を拡大。一方、今週四半期決算発表が予定されている半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引しナスダックは上昇し過去最高値を更新、まちまちで終了した。セクター別では、半導体・同製造装置が上昇した一方、銀行が下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比225円高の39,295円。ADR市場では、対東証比較(1ドル156.21円換算)で、東京海上HD<8766>、デンソー<6902>、三井トラスト<8309>、オムロン<6645>、キリン<2503>、HOYA<7741>、ANA<9202>などが上昇し、全般買い優勢となった。《ST》

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