And Doホールディングスの第3四半期決算は売上高37%増加、4つの『成長強化事業』をに経営資源をシフト

2024年5月13日 16:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(決算速報)

■フランチャイズ、ハウス・リースバック、金融、不動産売買に注力

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)が5月13日の午後に発表した2024年6月期・第3四半期連結決算(2023年7月~24年3月・累計)は、2025年6月期を最終年度とする中期経営計画に基づき、『成長強化事業』として4つの事業(フランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業、不動産売買事業)に経営資源を集中する戦略を継続推進し、売上高は前年同期比37.0%増の492億49百万円となり、営業利益は同0.7%減の24億26百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同6.4%減の14億93百万円となった。

 「ハウスドゥ」ブランドのフランチャイズ事業では、開発余力の大きい首都圏をはじめとした都市部の新規加盟開発活動に注力し、積極的な広告宣伝及び人材投資により新規加盟店舗の獲得に努めた。新規加盟契約数は83件、累計加盟店舗数は705件となった。

 ハウス・リースバック事業では、老後の生活資金や事業資金への活用など、さまざまな資金使途に対応可能な不動産を活用した資金調達方法として顧客のニーズは高く、当第3四半期累計期間は881件を新規に取得し、当第3四半期末時点で累計保有件数718件を賃貸用不動産として運用した。また、811件をファンドや不動産買取会社等への譲渡、再売買及び処分により、キャピタルゲインの獲得を図った。

 金融事業では、やはり不動産を活用した資金調達方法として注目されているリバースモーゲージの保証事業が引き続き拡大し、提携する金融機関数は51行庫となった。新規保証件数は394件、累計保証件数は1511件となり、保証残高は181億73百万円となった。一方で、注力事業の転換のため不動産担保融資は縮小した。

 24年6月期・通期の連結業績予想は全体に従来予想を据え置き、売上高は573億70百万円(前期比15.8%増)、営業利益は36億円(同13.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は23億76百万円(同8.2%増)を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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