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NY株式:NYダウは47ドル高、PCEを好感
*06:37JST NY株式:NYダウは47ドル高、PCEを好感
米国株式市場は反発。ダウ平均は47.37ドル高の38,996.39ドル、ナスダックは144.18ポイント高の16,091.92で取引を終了した。
1月コアPCE価格指数が予想に一致し、前年比でインフレ改善の基調が維持されたため安心感から買われ、寄り付き後、上昇。その後、1月個人支出や2月シカゴPMI、1月中古住宅販売仮契約が予想外に悪化したため、景気減速懸念にダウは下落に転じた。下院が短期つなぎ予算案を可決すると、当面の政府機関閉鎖への懸念が緩和し、下げ幅を縮小。ハイテクは長期金利の低下を好感し、終日堅調に推移し相場を支え終盤にかけ上げ幅を拡大。ダウもプラス圏を回復し終了した。ナスダックは過去最高値を更新。セクター別では半導体・同製造装置、不動産管理・開発が上昇した一方、保険が下落した。
家電量販チェーンのベストバイ(BBY)は四半期決算で既存店売上高が警戒されたほど減少せず、利益が予想を上回り、上昇。ピザの宅配サービスを提供するパパジョーンズ(PZZA)は四半期決算で、調整後の1株利益が予想を上回ったほか、年内に店舗数を増やす計画が好感され、上昇した。人工知能(AI)アプリケーションなどの開発に焦点を当てているソフトウエア会社、C3.ai(AI)は四半期決算で強いAI関連需要を背景とした予想を上回った内容を好感し、上昇。消費者ブランドの肉、食品の製造・販売する食品加工メーカーのホーメルフーズ(HRL)は四半期決算で1株利益が予想を上回り、上昇した。
取引終了後に決算を発表したコンピューターメーカーのデル・テクノロジー(DELL)は第4四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回ったほか、増配を発表し、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)《ST》
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