酒井重工業 3Qは増収・2ケタ増益、海外向け販売が2ケタ増収に

2024年2月13日 11:58

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記事提供元:フィスコ

*11:58JST 酒井重工業---3Qは増収・2ケタ増益、海外向け販売が2ケタ増収に
酒井重工業<6358>は9日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.8%増の243.01億円、営業利益が同62.7%増の25.80億円、経常利益が同68.7%増の26.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同66.1%増の19.47億円となった。

国内向け売上高は、前年同期比1.9%増の110.70億円となった。国土強靭化加速化対策を背景とした堅調な市場環境の下、度重なる価格改定や幅広いコスト上昇に対して、設備投資動向に足踏み傾向が見られた。

海外向け売上高は、前年同期比17.5%増の132.31億円となった。北米向け売上高は、好調な建設投資を背景として力強い需要拡大が続き、前年同期比31.8%増の66.26億円となった。アジア向け売上高は、インドネシア市場が好調に推移したものの、中国及びASEAN主要市場が減速し、前年同期比3.5%減の55.03億円に留まった。その他市場向け売上高は、大洋州市場が堅調に推移するとともに、アフリカ向けODA案件が加わり、前年同期比108.2%増の11.01億円となりました。

2024年3月期通期については、売上高が前期比5.2%増の331.00億円、営業利益が同31.7%増の33.00億円、経常利益が同41.8%増の33.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同35.7%増の23.00億円とする11月9日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。《SO》

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