東亜建設がストップ高、四半期決算の大幅増益、業績・配当予想の増額修正、株式4分割など好感

2024年2月9日 10:43

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■期末配当は150円(従来予想比40円増、前期比では60円の増配)に

 東亜建設工業<1885>(東証プライム)は2月9日、午前9時20分過ぎにストップ高の4500円(700円高、18%高)まで上げ、その後はストップ高買い気配を継続、一気に4000円台に乗って上場来の高値を更新している。8日の15時に発表した第3四半期決算が大幅増益となり、通期業績・配当予想の増額修正と株式4分割、自己株式の消却も発表、好感買いが殺到した。

 今期・2024年3月期の連結営業利益の予想は、23年11月に開示した従来予想を30.3%上回る見込みに引き上げ、親会社株主に帰属する当期純利益は同29.7%上回る見込みに引き上げた。国内では豊富な手持工事が順調に進捗し、設計変更獲得にともなう利益回復などがあり、海外では、大型工事の利益率が改善したことなどが寄与した。3月期末配当は1株150円(従来予想比40円増、前期比では60円の増配)の予定とした。

 株式分割は、24年3月31日(この日は日曜日のため実質的には24年3月29日)を基準日とし、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有普通株式1株につき4株の割合をもって分割するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】オーナー経営会社が市場を牽引?!「第2の大正製薬」の可能性を探る(2023/12/25)
【株式市場特集】円高メリット株、金利敏感株、無借金経営株にチャレンジングの可能性を期待(2023/12/18)
【株式市場特集】年末・年始相場のテーマは「掉尾の適温銘柄」、高配当・金関連株に注目(2023/12/11)
【株式市場特集】割安な「01銘柄」に注目!業績上方修正・増配・自己株式取得で新春相場を狙え!(2023/12/04)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事