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18日の米国市場ダイジェスト:NYダウは201ドル高、ハイテク株買いが支える
*08:15JST 18日の米国市場ダイジェスト:NYダウは201ドル高、ハイテク株買いが支える
■NY株式:NYダウは201ドル高、ハイテク株買いが支える
米国株式市場は反発。ダウ平均は201.94ドル高の37,468.61ドル、ナスダックは200.03ポイント高の15,055.65で取引を終了した。
新規失業保険申請件数が労働市場の底堅さを示したため長期金利が上昇、ダウは売りが先行し下落して始まった。下げが一巡するとプラスに転じ、午後にかけては堅調に推移。半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)が発表した好調な業績見通しを受けた半導体やハイテク株の買い戻しの動きが相場を支えた。セクター別ではテクノロジー・ハード・機器や半導体・同製造装置などが上昇、自動車・自動車部品や公益事業の下げが目立った。
医療会社のヒューマナ(HUM)はコスト増を背景に23年度通期の業績見通しを引き下げ下落。クレジットカード会社のディスカバー(DFS)は前日引け後に発表した決算が失望され売られた。台湾積体電路製造(TSMC)(TSM)は市場予想を上回る決算と好調な業績見通しを発表し上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などが連れ高となった。携帯端末のアップル(AAPL)が上昇。バンク・オブ・アメリカのアナリストが生成AI(人工知能)機能を搭載したiPhoneの発売で販売台数が伸びると予想し、投資判断を引き上げた。
百貨店のメーシーズ(M)は取引終了後に全従業員の約3.5%にあたる約2350人の人員削減と5つの店舗を閉鎖すると発表した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米国の雇用・住宅関連指標好感してドル買い強まる
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円30銭まで上昇し、いったん147円86銭へ下落、その後おもに148円台で推移し、148円11銭で引けた。この日発表の米国の週次新規失業保険申請件数は予想外に縮小、12月住宅着工件数、住宅建設許可件数は予想上振れ、1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は予想下振れとなる結果を受け、ドル買いが先行し、ドル売りが一時みられた。その後は米金利が上昇するなかで底堅い動きになった。
ユーロ・ドルは1.0878ドルから一時1.0847ドルまで下落し、1.0875ドルで引けた。ユーロ・円は160円65銭から161円10銭でもみ合った。ポンド・ドルは1.2648ドルへ下落後、1.2706ドルまで上昇。英国のインフレ再加速を受けたポンド買いは根強いもよう。ドル・スイスフランは0.8665フランから0.8694フランまで上昇した。
■NY原油:上昇で73.95ドル、一時74.19ドルまで買われる
NY原油先物3月限は上昇(NYMEX原油3月限終値:73.95 ↑1.47)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+1.47ドルの72.95ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは72.10ドル-74.19ドル。ロンドン市場で73.29ドルまで買われた後、米国市場の序盤にかけて72.10ドルまで反落したが、供給不安は消えていないため、米国市場の後半にかけて買いが強まり、一時74.19ドルまで値を上げた。通常取引終了後の時間外取引では主に73ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 31.73ドル -0.07ドル(-0.22%)
モルガン・スタンレー(MS) 83.90ドル -0.51ドル(-0.60%)
ゴールドマン・サックス(GS)376.91ドル -0.27ドル(-0.07%)
インテル(INTC) 46.74ドル +0.68ドル(+1.47%)
アップル(AAPL) 188.63ドル +5.95ドル(+3.25%)
アルファベット(GOOG) 144.99ドル +2.10ドル(+1.46%)
メタ(META) 376.13ドル +7.76ドル(+2.10%)
キャタピラー(CAT) 281.90ドル +3.27ドル(+1.17%)
アルコア(AA) 26.75ドル -0.43ドル(-1.58%)
ウォルマート(WMT) 163.24ドル +2.17ドル(+1.34%)《ST》
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