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鉄道免許、人手確保のため取得年齢を引き下げへ
記事提供元:スラド
東北地方の鉄道会社で働く8人の新人運転士が、東北運輸局で運転免許試験に合格し、免許証が交付された。鉄道運転士の資格取得には、鉄道会社での勤務経験や国土交通省の身体検査や試験に合格する必要がある。東北地方では毎年約30人の新しい運転士が免許を取得しているものの、若い世代の離職も課題となっているという。全国的には運転士不足が進み、島原鉄道(長崎県島原市)は、運転士の退職によって10月半ばから約2か月間、平日に減便したとされる。福井県や愛媛県などでも同じように運行本数を減らす状況も出ているそうだ(NHK、日経新聞)。
そんな中、日経新聞の記事によると、政府はローカル線を支える若手の鉄道人材を確保しやすくするため、運転士の年齢規制を緩和する考えであるという。国家資格である鉄道運転士の受験資格などを定めた鉄道営業法の関連省令を改正、2024年度にも運転免許を取得できる年齢を現行の20歳以上から18歳以上に引き下げることを検討する。年齢規制の緩和で希望する高卒者が運転士として早く活躍できるようにするとしている。
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