川崎汽船が上場来高値など海運株が軒並み高い、「紅海を迂回」と伝えられ船腹の需給ひっぱくなど想定

2023年12月20日 10:04

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■商船三井も上場来高値に迫る

 川崎汽船<9107>(東証プライム)は12月20日、一段高で始まり、取引開始後は5868円(76円高)まで上げて約2か月ぶりに株式分割を調整後の上場来高値を更新している。中東・紅海でイスラム過激派の活動が活発化し、海運各社がアジアから欧州への航路で紅海を迂回する例が増加と伝えられており、船腹の需給ひっぱくや運賃値上がりなどの要因として注目されている。

 海運株は軒並み値上がりしており、商船三井<9104>(東証プライム)は4420円(24円高)まで上げて株式分割を調整後の上場来高値4655円(2023年9月21日)に迫っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】割安な「01銘柄」に注目!業績上方修正・増配・自己株式取得で新春相場を狙え!(2023/12/04)
【株式市場特集】師走相場で狙うべき銘柄は?不完全燃焼のパチンコ・パチスロと花粉症関連株に注目(2023/11/27)
【株式市場特集】新NISAで狙うべき株は?株式分割銘柄が受け皿になる理由(2023/11/20)
【株式市場特集】グロース市場のバリュー株を探せ!業績上方修正、高配当、時価総額上位の割安銘柄を厳選(2023/11/13)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事