マーチャント・バンカーズがプラスチック循環再生事業を手掛ける循環資源HD社と資本業務提携

2023年12月19日 16:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■関東圏での再生油生成プラント設置など共同で推進

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は12月19日午後、プラスチック循環再生事業を手掛ける循環資源ホールディングス株式会社(東京都新宿区、循環資源HD社)と同日付で資本業務提携契約を締結することを決議の上、同日、循環資源HD社への資本参加を行ったと発表した。12月11日付で本資本業務提携についての基本合意を開示済みで、19日に正式契約を締結した。

■循環資源HD社のプロジェクトには資源大手や商社など注目

 循環資源HD社は、プラスチックごみから再生油を生成するプラントや、有機性廃棄物から炭を生成するプラントを開発し、再生原料として活用する循環型モデルを推進し、地球環境をテーマにしたプロジェクトに多角的に取り組んでいる。循環資源HD社が手掛けるプラントは、プラスチックごみや有機性廃棄物を、高温の蒸気で、CO2を排出することなく、燃やさずに分解することができる。

 全世界のプラスチックの消費が2050年には約3.1倍まで増加すると予測されるなか、循環資源HD社は「地域のゴミを地域のエネルギーへ」をモットーに、SDGs目標達成のために不可欠なプロジェクトに取り組んでいる。

 循環資源HD社のプロジェクトは、資源大手や商社、製鉄などが注目し、循環資源HD社では、これらの企業との業務提携について前向きに協議を進めている。

 マーチャント・バンカーズでは、不動産収益物件を中心とした投資により安定的収益を確保しながら、社会性や成長性、収益性の高い企業やプロジェクトへの投資を行い、投資家に夢をもって頂ける投資会社を志している。

 循環資源HD社の取り組むプラスチック循環再生事業は、社会性や成長性、収益性の高いプロジェクトと考え、循環資源HD社への資本参加並びに循環資源HD社との業務提携によりプラスチック循環再生事業に参画することにつき、循環資源HD社と資本業務提携を行うに至った。

<提携の内容等> (業務提携開始日は、いずれも2023年12月19日)

【資本提携の内容】  マーチャント・バンカーズは12月19日付で、第三者割当増資により、発行済株式数の5.77%の循環資源HD社株式(取得価額:30百万円)を引受ける

【業務提携の内容】 (1)大手企業等からの発注により、循環資源HD社が再生油生成プラントを製造・納品する事業(10か月程度)に対するプロジェクトファイナンスの実施 (2)当社と循環資源HD社の共同で、200~1000百万円程度の投資により、関東圏で再生油生成プラントを設置し、再生油を資源大手等に販売するプロジェクトの実施

 循環資源HD社の再生油生成プラントを製造・納品する事業へのプロジェクトファイナンスは、最短で2024年1月に実行し、10か月後の回収を計画している。

 循環資源HD社と共同での、関東圏での再生油生成プラントの設置については、2024年4月スタートを目標に協議を進めている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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