12日上場のアウトルックコンサルティングは1656円で初値のあと売買交錯

■公開価格1800円、クラウド型経営管理システム「Sactona」で成長

　12月12日新規上場となったアウトルックコンサルティング<5596>(東証グロース)は、朝の取引開始後まもなく1656円(公開価格は1800円)で初値をつけ、その後1666円まで上げる場面を見せ、午前11時にかけては1440円前後で売買されている。

　企業の予算管理・予算編成・経費予算管理などの管理会計・経営管理を高度化・効率化するための独自開発のクラウド対応型経営管理システム「Sactona」の開発・販売・導入・保守・インフラストラクチャー提供を事業とし、多くの国内企業に導入している。設立は2006年4月。

　「Sactona」は、管理会計・経営管理を高度化・効率化するためのクラウド/オンプレミス対応型経営管理システムで、予算編成、予算管理、見込管理、事業計画、予算実績管理などの管理会計・経 営管理業務に適用することができる。また、販売計画、経費予算管理、プロジェクト管理などの管理業務を高度化・効率化するソフトウエアでもある。予算管理システムのみを提供するのではなく、企業内の活動進捗管理、モニタリング業務や、情報分析にも活用できる。

　業績見通し(2024年3月期・個別、会社発表)は、売上高16億56百万円(前期比15.0%増)、営業利益4億90百万円(同4.3%増)、当期純利益3億72百万円(同16.6%増)を予想している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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