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国内外の注目経済指標:11月米雇用統計は10月実績を多少上回る見込み
*14:37JST 国内外の注目経済指標:11月米雇用統計は10月実績を多少上回る見込み
12月4日-8日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。
■5日(火)日本時間6日午前0時発表予定
○(米)11月ISM非製造業景況指数-予想は52.0
参考となる10月実績は51.8。不動産、農業、鉱業などの活動が縮小。雇用指数は低下。新規受注は上昇した。11月については新規受注が持ち直していることから、10月実績を若干上回る可能性がある。
■6日(水)午後10時30分発表予定
○(米)10月貿易収支-予想は-630億ドル
10月の財・サービスの輸出は前月比+2.2%。一方、消費財と資本財の輸入も増加。11月については財・サービスの輸出が順調に推移しており、輸入額は一定の水準を維持すると予想される。貿易赤字額はやや拡大する可能性がある。
■8日(金)午前8時50分発表予定
○(日)7-9月期国内総生産改定値-予想は前期比年率-1.8%
同期の企業設備投資はまずまず順調であるものの、民間消費支出の大幅な上方修正は期待できないことから、改定値が上方修正される可能性は低いと予想される。
■8日(金)午後10時30分発表予定
○(米)11月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数は前月比+20.0万人、失業率は3.9%
11月の雇用統計では、UAWのストライキによる影響がなくなるものの、その他の産業における雇用者数の大幅な増加は期待できないことから、雇用者数の増加幅は20万人程度になる見込み。労働市場に再参入する人は増えており、11月の失業率は10月と同水準と予想される。
○その他の主な経済指標の発表予定
・5日(火):豪準備銀行政策金利発表、(欧)ユーロ圏10月生産者物価指数
・6日(水):(豪)7-9月期国内総生産、(欧)ユーロ圏10月小売売上高、(米)11月ADP雇用統計、カナダ中央銀行政策金利発表
・7日(木):(中)11月貿易収支、(豪)10月貿易収支
・8日(金):(日)10月経常収支、(米)12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報《FA》
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