大学や自治体におけるミスコンの変化 観光大使には50代男性も

2023年12月2日 09:29

印刷

記事提供元:スラド

NHKの記事によると、大学や自治体のミスコンでは、ジェンダーフリー問題やルッキズムに対処するため、様々な変化が見られるという。例えば、男女混合のコンテストや外見よりも個性やパフォーマンスを重視したイベントへの移行、あるいは性別や国籍に関わらず参加できるイベントへの変更などといった感じだ(NHK)。

大学や自治体の一部ではミスコンの開催自体を取り止め、個性や才能を重視する別の形式のイベントを立ち上げたり、ミスコンを行う外部団体によって実施されたりしている。そもそも「ミス/ミスターコンテスト」のような形式も認めない大学も出ている。法政大学は、主観に基づいて人を順位付けする行為は「多様な人格への敬意」と相反するものであり、容認できるものではないとし、早稲田大学もミスコンテストやこれに類するイベントの開催を一切認めない方針を示している。

観光分野でも40年余りの間女性限定で選んでいた観光PRを行う「クイーン淡路」を廃止、「淡路島観光アンバサダー」に改めた。今回は4人のうち3人は女子大学生、もう1人は50代の男性が選ばれているとしている。 

スラドのコメントを読む | 日本 | ニュース

 関連ストーリー:
フロリダ州のセント・ピーターズバーグ市、市内の全ての公営トイレを性別関係なく利用可に変更 2023年11月24日
女子大5校、「性自認は女性」に入学資格 2023年11月08日
戸籍上の性別変更に対し、生殖能力なくす手術が必要な規定は「違憲」と最高裁が判断 2023年10月26日
カナダのトランス中学教師、Zカップ偽乳で歩き回る問題で保護者が混乱 2023年09月11日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事