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メキシコペソ円今週の予想(11月27日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
*10:02JST メキシコペソ円今週の予想(11月27日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『メキシコペソ円は、堅調なメキシコ経済と日墨の金利差から押し目買いが継続しよう』と述べています。
続けて、『メキシコの景気は堅調に推移している。7~9月期実質GDP(国内総生産)速報値は季節調整済みで前期比0.9%増加した。1次産業がけん引して8四半期連続のプラスとなり、成長率は前期の0.8%から加速した。9月失業率も2.9%に低下した。一方、10月インフレ率は前年同月比4.26%に鈍化した』と伝えています。
そして、『メキシコ中銀は9日の会合で政策金利を11.25%に据え置いた。政策金利の現状維持は3月以降5回連続となったが、市場予想通りだった。メキシコ中銀は物価上昇率が2025年第2四半期に3%の目標へ収まるとの見通しも維持した』と述べています。
また、『声明文では、そうした目標達成に向けて政策金利を据え置くべきとする時期の表現を、前回までの「長期間」から「しばらくの間」に修正した。声明文の表現は中銀の政策運営姿勢からタカ派色が幾分薄れたようだ』とし、『メキシコ中銀のロドリゲス総裁は、インフレ圧力が緩和していることから政策金利の段階的な引き下げを検討し始める可能性はあるが、年内の利下げ実施はないとの見込みを示した』と言及しています。
陳さんは、『メキシコ中央銀行が23日公表した直近11月9日会合の議事要旨で、複数の政策委員が来年第1四半期中に利下げが議論されるとの考えを示したことが分かった』と述べています。
こうしたことから、メキシコペソ円の今週のレンジについては、『8.35円~8.75円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月28日付「メキシコペソ円今週の予想(11月27日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《CS》
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