西部技研は「大型案件受注」に注目集まりストップ高、国内5億円、海外20億円

2023年11月28日 10:55

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「デシカント除湿機」、近年はリチウムイオン電池製造向けにも拡大と

 西部技研<6223>(東証スタンダード)は11月28日、急伸相場となり、午前9時半にかけてストップ高の1916円(400円高、26%高)で値がついた後そのまま買い気配を続け、ほぼ2週間ぶりに1900円台を回復している。27日の15時に「大型案件受注に関するお知らせ」を発表し、注目が集中した。

 発表によると、このたび電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池製造工場向けの大型案件を受注し、国内受注分は約5億円(国内大手自動車メーカー向け低露点対応型デシカント除湿機)、海外受注分は約20億円(米国大手EV自動車メーカー向け低露点対応型デシカント除湿機)。売上げ計上は2024年12月期、および25年12月期を予定する。

 デシカント除湿機は、空気を冷却する必要がないため、15℃以下の低温環境や空気中に水分が少ない低露点環境においても、効率的に除湿することが可能。湿度制御を必要とする食品・医薬工場だけでなく、近年では超低湿環境が必要とされるリチウムイオン電池の製造工程で採用されているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】グロース市場のバリュー株を探せ!業績上方修正、高配当、時価総額上位の割安銘柄を厳選(2023/11/13)
【株式市場特集】株高方程式を解く!業績相場で狙うべきフルセット銘柄の条件とは?(2023/11/06)
【株式市場特集】半導体・EV関連で業績修正ラッシュ!超純水装置株とギガキャスト株が目玉に(2023/10/30)
【株式市場特集】金先物価格が2000ドル大台攻防、産金株とリユース株で二刀流投資を狙う(2023/10/23)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事