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丁寧なつもりが失礼になってしまう英語のフレーズ集 (3)
前回に引き続き今回も、誤って使いがちな英語のフレーズを紹介する。
【前回は】丁寧なつもりが失礼になってしまう英語のフレーズ集 (2)
■~or not?
よく聞くフレーズとして「yes or no?」というものがある。日本語でも「イエスかノーか?」という言い方は耳にするのではないだろうか。では以下の例文はどうだろうか。
例)
Are you coming to the party tonight or not?
今夜のパーティには来るかどうかの確認を取るつもりで、このような言い方をしてしまう人もいるだろう。だが「or not」を付けると、「来るのかどうかハッキリしてくれ」というニュアンスで受取られ、相手にプレッシャーを与えることになりかねない。
相手に尋問する場合など特別な状況を除いては、or notを付ける必要は無いだろう。
■Didn’t I tell you ~ ?
文字通り「~と言ってなかった?」というフレーズであるが、以下の例文を見て頂きたい。
例)
Didn’t I tell you to finish this report by today?
「今日までにこのリポート仕上げるように言ってなかった?」という意味だが、Didn’t I tell you ~を使ってしまうと、「今日までに仕上げるように言っていただろう?一体何やっているんだ?・人の話を聞いてないのか?」というニュアンスに取られることが少なくない。
相手は「怒られている・嫌味を言われている」と受取る可能性がる。確認するという意味では「Did I tell you ~?」「Did I ask you ~ ?」を使うのが無難である。
■Don’t you know ~?
これも「Didn’t I tell ~ ?」に似た表現で、同じようなニュアンスを含んでいる。以下の例文を見て頂きたい。
例)
Don’t you know how to use chopsticks?
「箸の使い方しらないの?」という意味だが、Don’t you know~?を使うと「箸の使い方もしらないの?」という、嫌味なニュアンスになってしまう。
Don’t you know~?を使う場合は、使うシチュエーションを考える必要がある。
今回は特に英会話中級者レベルによく見られる表現でもある。英語力があるだけに言ってしまいがちなフレーズなので、是非注意して使うようにしよう。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)
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