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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり
*09:25JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり
【ブラジル】休場
【ロシア】MOEX指数 3174.66 -0.61%
12日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.46ポイント安(-0.61%)の3174.66ポイントで引けた。日中の取引レンジは3122.58-3178.50となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、欧米市場が軟調な値動きを示したこともロシア株の売り圧力を強めた。ほかに、原油価格の下落が指数の足かせとなった。一方、通貨ルーブル高の進行がロシア株のサポート材料となった。
【インド】SENSEX指数 66408.39 -0.10%
12日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比64.66ポイント安(-0.10%)の66408.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同17.35ポイント安(-0.09%)の19794.00で取引を終えた。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の売り継続が足かせとなった。FIIはこの日まで17日連続の売り越しとなった。また、政府が生産連動型優遇策(PLI)スキームの追加適用を当面は控えると決定したことも、対象セクターの圧迫材料。外部環境では、中東地域での地政学リスクの高まりなどが引き続き懸念材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3107.90 +0.94%
12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比28.95ポイント高(+0.94%)の3107.90ポイントと続伸した。約2週ぶりの高値水準を回復している。
当局の株価対策が期待される流れ。「国家隊」と呼ばれる中国政府系投資会社、中央匯金投資は11日、4大国有銀行のA株を買い増している。中央匯金投資がさらに、向こう6カ月内に流通市場で一段の買い増しを続ける方針を示す中、本土株の下値不安も薄らいだ。《CS》
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