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今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を意識してドルは下げ渋る可能性
記事提供元:フィスコ
*08:19JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の上昇を意識してドルは下げ渋る可能性
3日のドル・円は、東京市場では149円93銭から149円65銭まで下落。欧米市場で一時150円16銭までドル高円安が進行したが、147円43銭まで反落し、149円03銭で取引終了。本日4日のドル・円は主に149円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の上昇を意識してドルは下げ渋る可能性がある。
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は昨年10月下旬以来となる150円16銭までドル高・円安に振れた。ただ、150円台の上昇後、急速に反転し、一時147円43銭まで反落。大半の市場参加者は日本の通貨当局による円買い介入が実施されたと見ているようだが、日本の通貨当局はこの点についてコメントを控えている。
市場参加者の間からは「米長期金利は上昇しており、年内利上げの可能性は残されているため、ドル買いがただちに縮小する可能性は低い」との声が聞かれている。また、一部の市場参加者は「日本の通貨当局が大規模な円買い介入を実施する可能性は低い」と指摘しており、「1ドル=150円が為替介入ラインであるとは言い切れない」との意見も聞かれている。《CS》
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