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今日の為替市場ポイント:リスク選好的なドル買い拡大の可能性低い
記事提供元:フィスコ
*08:15JST 今日の為替市場ポイント:リスク選好的なドル買い拡大の可能性低い
18日のドル・円は、東京市場では147円88銭から147円56銭まで下落。欧米市場では147円58銭から147円77銭まで買われており、147円61銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に147円台で推移か。米金融政策の方向性を確認する必要があるため、リスク選好的なドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと予想される。
今回開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では政策金利(FFレート)の据え置きが決定される見込みだが、FOMCの声明内容や金融・経済の予測に対する市場の関心は依然として高いようだ。6月時点のFFレートの予測中央値は2023年末時点で5.6%と3月時点の5.1%から上方修正されていた。今回の予測中央値が6月時点と同じだった場合、年内1回の追加利上げを想定したドル買いが強まる可能性がある。ただ、コアPCEの予測中央値が下方修正された場合、リスク回避的なドル売り・円買いが強まるとの見方が出ており、インフレ見通しに関するFOMCの予測は引き続き重要な売買材料となりそうだ。《CS》
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