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ケンウッド、繰り返し書き込みや断片化に強いSDカード発売 ドラレコにも最適
ケンウッドから発売予定の繰り返しの書き込みや断片化に強いマイクロSDカード(画像:JVCケンウッド発表資料より)[写真拡大]
JVCケンウッドは、KENWOODブランドより、繰り返しの書き込みや断片化に強い3D NAND型のフラッシュメモリーを採用したmicroSDHCメモリーカード「KNA-SD32D」(32GB)、およびmicroSDXCメモリーカード「KNA-SD1280D」(128GB)と「KNA-SD640D」(64GB)の計3モデルを10月中旬より発売する。
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交通トラブルから身を守るために、多くの人がドライブレコーダーの装着をしているが、その記録媒体はSDカードが一般的だ。だがSDカードは、繰り返しの書き込みに弱く、温度変化にも対応できない商品が多い。
そのため安物のSDカードでは内部エラーが発生しやすく、書き込みエラーが起きてしまう。つまり、いざという時の映像が保存されていない恐れがあるのだ。
そこでドライブレコーダーの装着で注目したいのが、SDカード選びになる。選ぶ基準は繰り返しの書き込みや温度変化に強いことが条件だろう。
繰り返しの書き込みでは、エラーが発生しにくく、断片化が起きないSDカードが望ましい。また車内は冬には氷点下になり、夏場は70度を超えることもある。この温度変化に対応できる商品であれば、安心だろう。
今回登場したケンウッドのSDカードは、繰り返しの書き込みに対する耐久性が高めている。温度変化も-25度から85度まで対応するため、国内での使用で問題になることはないだろう。
ケンウッドでは高耐久で長期間保存にも優れる3D NAND型のpSLC方式を採用した「KNA-SD32D」と、繰り返し書き込みに強く、コストパフォーマンスにも優れた3D NAND型のTLC方式を採用した「KNA-SD1280D」「KNA-SD640D」の3種類を販売予定だ。
どのモデルも共通で、ケンウッドのドライブレコーダーでは、SDカードの寿命告知警報にも対応する。
価格はオープン価格だが、SDHCの32GB「KNA-SD32D」が9,300円前後、SDXC64GBの「KNA-SD640D」が6,700円前後、SDXC128GBの「KNA-SD1280D」が1万1,400円前後を予想している。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)
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