10月リニューアルオープンの神戸「プレンティ」、成城石井や久世福商店が出店へ

2023年7月22日 07:46

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シェアラウンジのイメージ(画像: 神戸市の発表資料より)

シェアラウンジのイメージ(画像: 神戸市の発表資料より)[写真拡大]

  • Foule de PLENTYのイメージ(画像: 神戸市の発表資料より)

 10月のリニューアルオープンに向けて改修工事が進む神戸市営地下鉄西神中央駅前の商業施設「プレンティ」(神戸市西区糀台)に、11店の新規出店、1店の移転オープンが決まった。神戸市が明らかにしたもので、商品や荷物を3時間以内に自宅へ配送するなど新サービスの概要も発表された。

【こちらも】神戸・西神中央の商業施設「プレンティ」、2023年秋に全面リニューアルへ

 プレンティは1989年の開店。スーパーのイオンフードスタイル西神中央店を核店舗に、専門店一番館、二番館を持ち、約100の店舗が出店していた。神戸市が都市ブランドを高めるために推進している「リノベーション神戸」の一環により、神戸市の第三セクター会社・こうべ未来都市機構によって5月からリニューアルが進められている。

 新規出店が決まったのは、カフェの「スターバックス」、食品販売の「久世福商店」、スーパーの「成城石井」、うどんの「丸亀製麺」、イタリアンカフェの「デイズ・キッチン・ベジタブル・ガーデン」、パンの「グーテ」など。うち、スターバックスは8月16日に先行開業する。移転開業はイタリアンファミリーレストランの「サイゼリヤ」。

 新規事業では、購入した商品などを3時間以内に自宅など指定先へ配送する、「プレンティ手ぶらdeデリバリー」を提供。一番館1階センターコートと3階に設ける店舗スペースには、神戸市内で起業した商業者が出店する「Foule de PLENTY(フーレ・デ・プレンティ)」を設置。二番館3階にはシェアラウンジを開設する。このうち、フーレ・デ・プレンティは7月21日から出店企業の募集受付を始めた。

 神戸市は阪神淡路大震災後、復興に市予算の大部分を投入してきたこともあり、魅力あるまちづくりが後回しになってきた。このため、子育て世代など若い層が近隣の西宮市や明石市へ流出している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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