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6月22日のNY為替概況
*04:10JST 6月22日のNY為替概況
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、141円80銭へ弱含んだのち143円08銭まで上昇し、引けた。
米先週分新規失業保険申請件数が予想を上回ったため追加利上げ観測が緩和し金利低下に伴いドル売りが優勢となった。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が2日目となる上院銀行委での証言で年内2回の追加利上げが適切となると繰り返したため追加利上げを織り込み金利が上昇に転じドル買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.1000ドルまで強含んだのち、1.0949ドルまで下落し、引けた。ユーロ圏・6月消費者信頼感指数速報値が予想以上に改善しユーロ買いが一時強まったが、米国の追加利上げ観測を受けたドル買いに押された。
ユーロ・円は155円89銭から156円73銭まで上昇。日欧金利差拡大観測にユーロ買い・円売りが一段と加速した。_NEW_LINE__
ポンド・ドルは、1.2783ドルから1.2726ドルまで下落。英中銀が金融政策決定会合で予想外に大幅な利上げを実施したが同時にスタグフレーション懸念に伴うポンド売りが上値を抑制した。_NEW_LINE__
ドル・スイスは0.8928フランから0.8973フランまで上昇した。
[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:26.4万件(予想:25.9万件、前回:26.4万件←26.2万件)・米・失業保険継続受給者数:175.9万人(予想:178.5万人、前回:177.2万人←177.5万人)・米・5月シカゴ連銀全米活動指数:-0.15(予想:-0.10、4月:0.14←0.07)・米・1-3月期経常収支:-2193億ドル(予想:-2180億ドル、10-12月期:-2162億ドル←-2068億ドル)・米・5月景気先行指数:前月比-0.7%(予想:-0.8%、4月:-0.6%)・米・5月中古住宅販売件数:430万戸(予想:425戸、4月:429万戸←428万戸)・米・6月カンザスシティ連銀製造業活動:-12(予想―5、5月―1)・ユーロ圏・6月消費者信頼感指数速報値:-16.1(予想:-17.0、5月:-17.4)《KY》
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