関連記事
南アフリカランド円今週の予想(6月19日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
*09:37JST 南アフリカランド円今週の予想(6月19日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、今週の南アランド円について、『戻り売りが強まるが、下値を固める展開となりそうだ。南アフリカ経済の重荷となっていた電力不足に解決の糸口が出てきたことで、先週の南アランド円は急反発した』と伝えています。
次に、『南アフリカのラモクゴパ電力相は13日、記者団に対し、同国の深刻な電力危機を終結させるため、中国に支援を要請する方針を示した。手頃な太陽光パネル、風力タービン、バッテリーストレージなどの機器や再生可能エネルギー技術の提供を中国に求める。』とし、『南アフリカは日常的に起きている停電を減らしたい意向だが、特に太陽光を中心とする再生可能エネルギーの発電能力拡大も試みている』と解説しています。
ラモクゴパ氏によると、『同国は合計66ギガワット規模の風力および太陽光の発電プロジェクトを計画している。そのうち5500メガワット余りの発電施設は2026年までに稼働する予定だ』と伝え、『さらに同氏は、向こう数週間以内に中国との関係を構築するため中国に代表団を派遣すると明らかにした』と伝えています。
陳さんは、『この報道を受けて、ショートカバーが誘発されたわけだが、実際に電力不足が解決するにはまだ時間がかかるため、高値では売りが強まりそうだ』とし、『最近の南アフリカは、中立ながらもBRICS関連で中ロ寄りになっており、米国との関係悪化が懸念されることも売りを誘うだろう』と言及しています。
また、『米国は、南アフリカとロシアの急接近を理由に、今年予定されている米国・サブサハラアフリカ貿易経済協力フォーラムの開催地を南アフリカから変更すべきと訴えた他、関税ゼロで米国市場を開放するアフリカ成長機会法の対象から南アフリカを外すことも要求している』と伝えています。
こうしたことから、陳さんは、南アフリカランド円の今週のレンジについて、『7.50円~8.00円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月20日付「南アフリカランド円今週の予想(6月19日)にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《CS》
スポンサードリンク