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今日の為替市場ポイント:米追加利上げの可能性残る
記事提供元:フィスコ
*08:13JST 今日の為替市場ポイント:米追加利上げの可能性残る
14日のドル・円は、東京市場では140円28銭から139円89銭まで下落。欧米市場では139円29銭まで続落した後、140円18銭まで反発し、140円09銭で取引終了。本日15日のドル・円は主に140円を挟んだ水準で推移か。7月以降における米追加利上げの可能性は残されており、ドルは下げ渋る可能性がある。
6月13-14日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で主要政策金利を据え置くことが決定された。政策決定後に発表された声明では、「今会合で誘導目標レンジを据え置くことで、委員会は追加の情報と金融政策への意味合いを精査できる」との見解が表明された。同時に発表されたFOMC参加者による最新の経済・金利予測では、中央値で政策金利が年末までに5.6%に上昇すると予想されており、前回予測の5.1%から上方修正された。過半数のFOMCメンバーがインフレ抑制のため追加利上げが必要との見解であることも確認された。一方、一部の市場参加者は「利上げを再開するためには相応の理由が必要であり、金融政策のみで2%の物価目標を達成することは難しい」、「長期間の金融引き締めが米国経済に与える影響について詳細に分析する必要がある」と指摘している。《CS》
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