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米国株見通し:底堅い値動きか、金利低下なら買戻し
記事提供元:フィスコ
*13:34JST 米国株見通し:底堅い値動きか、金利低下なら買戻し
(13時30分現在)
S&P500先物 4,352.50(+9.75)
ナスダック100先物 14,863.25(+62.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は35ドル高。原油相場は下げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
12日の主要3指数は続伸。序盤から上げ幅を拡大する展開となり、5連騰のダウは189ドル高の34066ドルとほぼ高値で引けた。前週は豪準備銀行とカナダ銀行の両主要中銀による予想外の利上げが相次ぎ市場を驚かせたが、本日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)では引き締め一服との期待から買いが先行。NY連銀の調査で期待インフレ率の伸びが鈍化し、長期金利の低下を背景としたハイテクや景気敏感への買いが相場をけん引した。
本日は下げ渋りか。注目の消費者物価指数(CPI)は前年比+4.1%と、前回の+4.9%からやや大きな低下が見込まれる。ほぼ予想に沿った内容なら利上げは6月に休止も7月再開との観測が広がり、長期金利は底堅く買いは限定的となりそうだ。その後は連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定を見極めようと、方向感の乏しい展開に。一方、今晩はイエレン財務長官による議会での発言が注目され、景気認識などが相場に影響を与える可能性もあろう。《TY》
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