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加藤未唯組が初優勝、テニス全仏オープン混合ダブルス
8日、フランス・パリでテニス全仏オープンの混合ダブルス決勝が行われ、T.プエッツ(ドイツ)、加藤未唯組がM.ヴィーナス(ニュージーランド)、B.アンドリースク(カナダ)組と対戦。4-6、6-4、[10-6]で勝利した。
加藤は四大大会初優勝。また昨年大会の同種目では柴原瑛菜組が優勝しており、日本人女子選手としては2年連続の優勝となった。
加藤は女子ダブルス3回戦で、ボールガールへの返球の場面において不本意な失格処分を受けながら、混合ダブルスでは決勝進出を果たしていた。プロテニス選手協会も6日にSNSで「判定は不当で不公平」とする声明を発表、加藤未唯の後押しにもなっていた。
やるせないアクシデントによる悔しさを、混合ダブルスの試合に集中させた優勝となった。
第1セット、第1ゲームをブレーク、第4ゲームでは0-40とされるも連続ポイントでキープ、主導権を握る。しかし第8ゲームをブレークされると、第10ゲームも連続ブレークされ4-6でセットを落とす。
第2セットは互いにサービスゲームのキープを粘り強く続ける展開、しかし第9ゲームでブレークに成功する。第10ゲームでは0-30とリードされるもしぶとくキープ、6-4でセットを奪い返す。
続く10ポイントマッチのマッチタイブレークを10-6で押し切り、熱戦を制した。
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