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米国株見通し:伸び悩みか、金利先高観で買い後退も__NEW_LINE__
記事提供元:フィスコ
*13:59JST 米国株見通し:伸び悩みか、金利先高観で買い後退も__NEW_LINE__
(13時40分現在)
S&P500先物 4,282.25(-5.75)
ナスダック100先物 14,520.00(-55.25)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は5ドル高。長期金利は高止まり、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。
2日の主要3指数は大幅続伸。序盤から強含み、ダウは701ドル高の33762ドルと2日連続で上値を切り上げた。雇用統計は失業率が予想外に悪化した半面、非農業部門雇用者数は予想を大きく上回った。一方で平均時給は前年比、前月比とも低下し、賃金は上昇圧力を弱めた。それを受け、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)での引き締め休止の期待が膨らみ、幅広い買いが相場をけん引。債務上限関連法案の成立見通しも、株買いを後押しした。
本日は伸び悩みか。債務上限関連法案の成立で債務不履行(デフォルト)は回避され、リスク選好の買いが先行。また、雇用統計で非農業部門雇用者数の大幅増を好感した買いも入りやすい。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)は6月に利上げを休止しても、7月以降は再開する可能性があり、金利高に振れればハイテクなどへの買いは後退しよう。今晩のISM非製造業景況指数は前回を上回ると予想されるが、前週の大幅続伸で調整の売りが出やすい。《TY》
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