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Cloudflare、生成型AIへの機密情報漏洩を未然に防ぐサービス
記事提供元:スラド
やや旧聞に類する話題だが、AmazonやAppleのような大手IT企業や、国内でも島根県などでChatGPTのようなAIの利用を禁止する動きがある(Forbes JAPAN、過去記事、過去記事その2、Bloomberg)。禁止の背景には、利用者が個人情報などの機密情報を意図せずアップロードしてしまうことで、機密データを外部に流出させる可能性があるためとされている。そんな中、Cloudflareは15日、ChatGPTなど生成型AIへの機密情報漏洩を未然に防ぐ「Cloudflare One for AI」を発表した(Cloudflare、BRIDGE)。
このツールは、企業が知的財産や顧客データを保護しつつ、最新の生成型AIツールを安全に活用するためのものであるという。Cloudflare One for AIでは、AIツールの使用状況の可視化・計測、データ損失の防止、統合管理といった機能があり、企業に包括的なAIセキュリティを提供するという。加えてCloudflare Gatewayを通じて、組織はAIサービスを試用する従業員の数を把握することが可能としている。
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