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「no」を使うのは卒業しよう! 1 脱初級英会話 (8)
前回はyesの代替表現を紹介したが、当然noの代替表現もある。断る場合にnoとはっきり自分の意思を伝えることは大切だ。しかし時と場合によっては、noと断るのは非常に強い表現に捉えられてしまう場合もある。今回はさまざまな状況におけるnoの代替表現を紹介する。
【こちらも】「yes」を使うのは卒業しよう! 2 脱初級英会話 (7)
■フォーマル
英語圏は日本よりも率直に意見を言うカルチャーと思われる傾向にあるが、日本語にも「今回はお断りします」「今回は見送ります」などの表現があるように、英語にもフォーマルな断り方がある。主に以下のような表現が用いられる。
●I’m afraid not
フォーマルなnoの代替表現の代表と言えるフレーズ。フォーマルな表現をしなければならない状況にある人は、このフレーズをまずは覚えておこう。
例)
A: Do you want to take a walk back home with me together?「帰り道をご一緒にいかが?」
B: I’m afraid not. I still have a something to do in down town.「ごめんなさい。ちょっと近所に用事があって」
日本語の「恐れながら~・申し訳ないが~」などの表現に近い。特にビジネスシーンなどでは頻繁に用いられるフレーズである。
●Not really
これも良く使うフレーズである。特に「~が好きか?」「~がしたいか?」と言った質問に対する返答として使われる。
例)
A: Do you want to grab a pizza with me tonight?「今夜は一緒にピザにしない?」
B: Not really. I’m trying to stay away from gluten for the next 30 days.「遠慮しておこうかしら。実は1カ月間グルテンフリーの食生活にしているのよ」
●Probably / possibly not
何かに対して確信が持てない場合などに良く使われる。
例)
A: Do you think you’re going to win this competition?「今回のコンペは優勝できそう?」
B: Probably not. My opponents are so strong.「たぶん難しいわね。強豪ぞろいだから」
probablyは「たぶん・おそらく」の意味。possiblyは「あるいは~・ひょっとして~」などの可能性を表す単語である。
●Not to my knowledge
特にビジネスシーンで用いられる表現。日本語の「存じ上げない」に近い表現と言える。
例)
A: Have you received this package from London?「ロンドンからの小包は届いているかい?」
B: Not to my knowledge because I was away yesterday.「さあ。何分昨日私は不在だったもので」
noとは言っているが、相手に対して協力したいという姿勢が感じられるフレーズである。
ビジネスシーンにおいてはダイレクトにnoと言う状況の方が少ないかもしれない。是非今回紹介した表現を覚えておこう。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)
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