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各業界で深刻なアルバイト不足、「代わりはいくらでもいる」時代は終焉
あるAnonymous Coward 曰く、 NEWSポストセブン詩が16日「各業界で深刻なアルバイト不足 「代わりはいくらでもいる」時代は終焉」として報じたところによると、これまでアルバイトに頼ってきたコンビニや外食産業を中心に、深刻な人手不足に陥ってきているようだ。
まずかつてアルバイトの定番とされたコンビニだが、今日では仕事が多岐にわたり「時給に見合わない」「やることが多すぎる」という評価から倦厭されているという。かつてはそれでも仕方なく働きに来る人であふれていたが、今は若い人はより良い条件の仕事があるから誰も働きに来ず、選考などする余地もなく、日本語が理解できる人がくればいいという状況になっているとのこと。牛丼チェーンも人気が無く、今は優秀な若者は人気業種の正社員に普通になれるので、選ぶ立場から「働いていただく」立場になっているという。居酒屋チェーンに至ってはコロナで極端な解雇に走った結果、コロナ後ももはや人が戻ってこず、店舗を閉店するしかない状態に陥っているとのこと。
こうした背景として、就職氷河期で仕事がない人が多かった時代から、一方で人口減で人が居ない時代になったこと。また若者がフリーターで夢を追うようなライフスタイルを選ばなくなったことが挙げられている。対策として中高年やシニア層の採用を増やすも年齢的にうまくいかないこともあり、外国人すらかつてほど集まらなくなり、もはや省人化、無人化を進めるしかないということだ。
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