TDKが年初来の高値を更新、今期業績予想など好感され買い気配で始まる

2023年5月1日 12:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■為替前提は1ドル130円、1ユーロ142円、すでに差益圏

 TDK<6762>(東証プライム)は5月1日、買い気配のあと5%高の4900円(225円高)で始まり、約2カ月ぶりに年初来の高値を更新している。28日の15時に発表した2023年3月期の連結決算(IFRS)は税引前利益や当期利益が減益だったが、今期・24年3月期の予想を2ケタの伸び率とし、期待が再燃している。今期の配当予想も年間116円(前期比10円増)の予定とした。

 23年3月期の連結税引前利益は前期比3.1%減だったが、今期の予想は12.5%増とした。当期利益も前3月期は13.0%減だったが、今期の予想は28.7%増とした。為替前提は1ドル130円、1ユーロ142円のため、足元の実勢との比較では1ドル6円、1ユーロ8円の差益圏内に入っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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