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アニメ映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』おしゃべりで小さい“貝”の冒険、ストップモーション&実写で
アニメーション映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』が、2023年6月に公開される。
■YouTube発アニメが長編映画に、ストップモーション&実写で
映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』は、A24が北米配給を担うアニメーション作品。2010年から2014年にかけてYouTubeで順次公開され、累計5000万回再生を記録した短編作品を長編映画化したものだ。
『マルセル 靴をはいた小さな貝』で描かれるのは、“靴をはいた小さな貝”マルセルの冒険。実写とストップモーションアニメを組み合わせ、時にコミカルに、時にエモーショナルに物語を紡いでいく。
■小さな貝・マルセルの冒険を描く
『マルセル 靴をはいた小さな貝』では、アマチュア映画作家のディーンが体長およそ2.5cmのおしゃべりな貝・マルセルと出会うところから物語がスタート。マルセルの語る人生に感銘を受けたことから、ディーンはマルセルを追うドキュメンタリーをYouTubeにアップするのだが……。
■監督はディーン・フライシャー・キャンプ、劇中に出演も
監督は、YouTubeから躍り出た新進気鋭の映像作家ディーン・フライシャー・キャンプ。『マルセル 靴をはいた小さな貝』の評価を受け、実写映画版『リロ&スティッチ』の監督に抜擢された。
ディーン役は、監督のディーン・フライシャー・キャンプ自身が演じる。また、CBS「60 ミニッツ」キャスターのレスリー・スタールも本人役で出演する他、マルセル役の声はジェニー・スレイト、マルセルの祖母コニー役のボイスキャストはイザベラ・ロッセリーニが務める。
■賞レースを席巻、アカデミー賞にもノミネート
映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』は、北米配給券を手にしたA24による、たった6館での限定公開だったにも関わらずヒットを飛ばした。加えて、賞レースも席巻しており、ファンタジーをはじめとしたジャンル作品を称えるサターン賞ではアニメ映画賞を受賞、“アニメーションのアカデミー賞”の異名を持つアニー賞では長編インディペンデント作品賞・長編作品声優賞・長編作品脚本賞の3冠に輝いた。
また、ゴールデングローブ賞では最優秀作品賞(アニメ部門)に、第95回アカデミー賞では長編アニメーション映画賞にノミネートされるなど、注目を集めた。
【作品詳細】
映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』
公開時期:2023年6月
監督:ディーン・フライシャー・キャンプ
脚本:ディーン・フライシャー・キャンプ、ニック・パーレイ、ジェニー・スレイト
出演:ジェニー・スレイト、イザベラ・ロッセリーニ、ディーン・フライシャー・キャンプ、レスリー・スタール
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