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NYの視点:米製造業、1-3月期の成長支援へ
記事提供元:フィスコ
*07:33JST NYの視点:米製造業、1-3月期の成長支援へ
米商務省が発表した1月耐久財受注速報値は前月比-4.5%と12月+5.1%から再びマイナスに落ち込んだ。予想を下回りパンデミックによる経済封鎖入りとなった20年4月来で最低。変動の激しい民間航空機の受注が大幅に減少したことが響いた。一方で、変動の激しい輸送用機器を除いた同月耐久財受注速報値は前月比+0.7%と、予想を上回り、昨年2月以降で最大の伸び。また、国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機を除く非国防の1月製造業出荷・資本財速報値は前月比+1.1%と、3カ月ぶりのプラスに改善。1-3月期のGDP成長にプラスに寄与することが示唆された。設備投資の先行指標となるコア資本財の受注も前月比+0.8%と、市場予想を上回る結果となっており、23年度の強いスタートが示されたと、とらえられている。全米の製造業況を占めるISM製造業景況指数の結果で、製造業動向をさらに確認していく。
■3月の重要イベント
1日:ISM製造業景況指数
3日:ISM非製造業景況指数
7日:パウエルFRB議長のハンフリー・ホーキンズ証言
10日:2月雇用統計
14日:2月CPI
21-22日FOMC《CS》
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