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Kindle、PCで新しい電子本見るにはアプリのアップデート必須に
Amazonは今年に入り、「Kindle Unlimited」を通じて購入した電子書籍に対して、いくつかの変更を加えているようだ。具体的にKindle Unlimitedの電子書籍をUSB経由でダウンロードする機能が廃止されているという。この変更はユーザーが購入したKindleの電子書籍からDRMを解除することを防ぐ目的があるとみられている。Good e-Readerの記事によれば、1月3日時点で出版されているKindle電子書籍をダウンロードしたい場合、PCおよびMac用のアプリではアップデートが強制されるとのこと(Good e-Reader、GIGAZINE)。
このアップデートはDRMを強化したAmazonの新しいKFXフォーマットで電子書籍をダウンロードできるようにするために実施されたものだという。KFXフォーマットは、Kindleファイル形式のバージョン10仕様の電子書籍のことで、より強度の高いDRMへの対応や高い圧縮率の画像ファイルフォーマット「JXR」、Kindle端末専用の新しいフォント「Bookerly」などに対応する。これらは第7世代以降のKindle端末で利用できるとしている。
Good e-Readerの記事では、企業が電子書籍フォーマットのアップグレードを続け、ユーザーに最新のフォーマットを強制しつづければ、10年、20年後に同じファイルが読めるかは分からないと指摘する。紙の書籍は保存状態が良ければ、出版から100年以上経っても読み続けることができる。対して電子書籍は10年程度、あるいはそれよりも早くに読めなくなる可能性があるとしている。
あるAnonymous Coward 曰く、 KindleのDRM強化が推し進められている。
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