個別銘柄戦略:キーエンスや中部鋼などに注目

2023年2月2日 09:08

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記事提供元:フィスコ

*09:08JST 個別銘柄戦略:キーエンスや中部鋼などに注目
昨日1日の米株式市場でNYダウは6.92ドル高の34092.96、ナスダック総合指数は231.77pt高の11816.32、シカゴ日経225先物は大阪日中比115円高の27425円。為替は1ドル=128.70-80円。昨日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5%を超す大幅上昇となったことから今日の東京市場では東エレク<8035>など半導体関連株が買われやすいだろう。個別の材料では、第3四半期累計の営業利益が22.0%増となったキーエンス<6861>、第3四半期累計の営業利益が上半期の減益から増益に転じた中部鋼<5461>、TDCソフト<4687>、23年12月期の営業利益は38.8%増予想と発表した正興電<6653>、22年12月期営業利益が予想を上回った大塚商会<4768>、23年3月期業績(利益)予想を上方修正した日立<6501>、阪急阪神<9042>、JVCケンウッド<6632>、自社株買いを発表したケーズHD<8282>、日東工器<6151>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が13.1%減となったイー・ガーディアン<6050>、上半期業績が従来予想を下回ったインテリW<4847>、第3四半期累計の営業損益が2736億円の赤字となった東電力HD<9501>、第3四半期累計の営業増益率が上半期から鈍化したデクセリアルズ<4980>、23年3月期業績(利益)予想を下方修正した京セラ<6971>、住友化<4005>、日精工<6471>、ヒロセ電<6806>などは軟調な展開となりそうだ。 《FA》

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