Kansai Startup Mashups、京都でキックオフイベント 関西からユニコーン企業輩出目指す

2023年1月31日 09:23

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「Kansai Startup Mashups in KYOTO」は2月7日にengawa KYOTOで開催される。

「Kansai Startup Mashups in KYOTO」は2月7日にengawa KYOTOで開催される。[写真拡大]

 一般社団法人交通都市型まちづくり研究所は、関西から世界へと挑戦する成長企業を支援するためのブランド「Kansai Startup Mashups」において、キックオフイベント「Kansai Startup Mashups in KYOTO」を2月7日に完全英語で開催する。会場は京都市のengawa KYOTOで、オンライン配信も行うハイブリッド型となる。

 「Kansai Startup Mashups」は、大阪・京都・神戸からユニコーン企業輩出を支援するための統一ブランドとして、2022年12月に立ち上げられた。交通都市型まちづくり研究所が、大阪・京都・ひょうご神戸コンソーシアムや日本貿易振興機構大阪本部などから委託を受けて選定している。

 大阪・京都・ひょうご神戸コンソーシアムは、内閣府などが推進する「世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」において、「グローバル拠点都市」に選定されており、京阪神でのエコシステム形成に取り組んでいる。

■2回目のキックオフイベントが京都で

 Kansai Startup Mashupsでは、2025年の大阪・関西万博やその後を見据えて、関西発のユニコーン企業や大きく成長するスタートアップを創出・支援するため、自治体や学校とも一体となった仕組みづくりを目指している。キックオフイベントは、1月25日に第1回を神戸で開催しており、今回が2回目となる。

 イベントでは、英語で3つのセッションを用意。1つめのセッションで「Kansai Startup Mashups」の展望を解説。続く2つ目のセッションでは、関西の有望なスタートアップを支援する枠組みである「J-startup KANSAI」(近畿経済産業局主催)の選定企業から、グローバル展開を目指す3社によるピッチを実施する。

 登壇するのは、イーセップ株式会社の代表取締役社長・澤村 健一氏、大阪ヒートクール株式会社の代表取締役・伊庭野 健造氏、株式会社ナティアスの取締役CQO・森 一郎氏の3氏だ。

 3つ目のセッションでは、「How to unlock potential of Kansai Startup Ecosystem」を主題に、京阪神エコシステムや海外から見た関西経済のポテンシャルを、国内外のエキスパートによるパネルディスカッションなどを通じて英語で発信する。

 登壇するのは、スタートアップ・エコシステムに関する政策提言・研究機関Startup Genomeの取締役・Adam Bregu氏、元世界銀行の上級民間セクター専門官・Victor Mulas氏、日米のスタートアップに投資を行うMonozukuri VenturesのCEO・牧野 成将氏の3氏。

 会場は、電通が京都市で運営する事業共創拠点の「engawa KYOTO」。会場参加での申込は既に満席に達しており、現在は、オンライン配信への申込のみ可能だ。参加は無料で、申込締め切りは2月3日12時となっている。

 なおキックオフイベントの第3回は、3月2日に大阪市のQUINTBRIDGEで予定されている。

[PR]制作:財経新聞編集部

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